「Humming Bird 2025 秋」を終えて

まず始めに今回のハミングバード開催にあたり携わって頂いた全ての関係者、スタッフ、出演者、出店者、地域の皆様、そして来場者の皆様、本当に有難うございました。
皆様の協力や御理解により今回も苦情やトラブルも無く最後まで安全に開催出来ました。

今回は直前、いや当日まで大荒れの雨予報が発表されていた為、我々も不安と心配だらけのスタートになりました。 それでも開催前日の大雨のなか我々運営チー厶もステージ設営チー厶も天気を信じ、祈り、深夜まで準備を頑張った。

そして迎えた開催初日、午前中は降ったり止んだりの雨でしたがバンドライブが始まる昼過ぎには雨も殆ど止み、むしろ天気いいじゃんって感じ!
翌2日目なんて午前中から快晴って感じで、完全にフェス日和!
そして、そして、Hibikillaのライブ中には今まで見た事も無いような巨大な虹が2個同時に青空に出るという奇跡もおこった!
そこからの見事な夕焼けからの月と星空、そして海上花火と最高のシチュエーションで幕を閉じた!

完全に天気予報に振り回された2日間でしたが、それでも天気予報ではなくハミングバードを信じて来場してくれた大勢の皆さん!有難うございました!
あの虹が出た瞬間、会場にいた全ての人がハミングバードを信じて今日来て良かったって笑顔で虹を見つめ写真を撮ってる姿が印象的でした!
初めて会う人同士も虹が心を一つにしたというか、共に時間と空間を共有してるって感じで近くの人達と思わず笑顔でコミュニケーションが生まれて。

まさにハミングバードのキャッチコピーにある
「なんかいいコト、モノあるかも」
でしたね!

そんなミンナが音で繋がるという第1回目の開催から我々が望んできた瞬間があった!
2日目のアラレのステージの時、バンドステージでライブ中のアラレが次の曲に移ろうとした時、離れた場所のサウンドシステムステージからスレンテンリディム(レゲエの超名作リディム)が聞こえてきた。
その瞬間ギターのアサマルの音を止めアラレが
「向こうのサウンドシステムのリディムに合わせて歌おう」って言ってスレンテンで歌い出した!
鳥肌出たね!お客さんも大興奮!
そしてアサマルもギターでサウンドシステムに合わせてスレンテンを弾き始め奇跡とも言える最高の音のセッション!
思わず「コレだよ!コレ!この音のリンクを待ってたんだよ!」と心で叫んでた!

天才肌のアラレだから出来たと言えるかもだが、御存知の通りハミングバードは4カ所のステージで同時進行で様々な音が鳴ってる。
出店ブースのブロックを超える度に違う音を楽しめるように配置してる。
だから来場者は勿論、各ステージの出演者も音のリンクを楽しんでもらいたいなと思ってます。

ハミングバードは今回で9回目の開催でした。
コロナ禍で全国のフェスが次々と中止になるなか、音楽が持つ力を信じての第1回目の開催だった。

少ない予算と人員でも、アイデアと工夫と努力と覚悟次第で、これだけの事がやれるんだと次の世代に繋げていければと思ってる。 それには勿論仲間達の協力と感謝があってだが。

と言う事で次回は記念すべき10回目の開催!
既にステージ設営チー厶と相談も開始してて、自分も開催当初からやりたかった事を実現しようと様々なイメージが膨らんでる!

次回は来年4月18、19の土日!(予定)
春です!そして10回記念!
皆さん広野海岸公園で最高の笑顔で会いましょう!

でわ!

Humming Bird主催
ONE BLOOD代表 小田切